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					2025.10.31 キャバクラ接客術をチャットレディに活かす裏ワザvol.2
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					  チャットレディの皆さんこんにちは。 ライブチャット業界クマ出没注意S原です。 チャットレディはマニュアルのない世界。それだけに接客方法の何が正しく、何が正しくないのか、 悩んでおられませんか? そんな時は異業種に学ぶ、ということも一つの手段です。 売れているチャットレディは同業のランカー女性に毎月数万、時には数十万ポイントも費やして研究をしています。 でもそれは同じ業界の接客術。どこか真似しようとして実際の接客時に (これって本当に私に向いているのかな・・・) とか (なんか無理している気がする・・・) であったり (どこかお客さんに冷めた目で見られていないのかな・・・) など。 (この接客方法ランカーの〇〇ちゃんの真似してるってばれてないかな・・・) または (いつも同じ接客になっちゃってるな・・・) などと不安に思うこともあるのではないでしょうか。 でもどんな接客をコピーしてもそれは別人物が演じている時点で別物になっているので心配は無用です。 更に今の接客が既に完成されている人なのであれば何も言うことはありません。 それでも時には他業種から学べる事も多くある、と視野を広げてみることも必要なのではないかと思います。 前置きが長くなりましたが、そのような接客術をこのシリーズでは紹介していきたいと思います。  ”卒業”に隠されたテクニックとは ========================================================= 【チャットレディマニュアルVOL.2 ~“卒業”について~】本日は“卒業”について、の解説をしていきたいと思います。 ランカーさんがよく「〇〇で卒業します!><」というようなプロフィールを公開しているのを見たことがある人も少なくないのではないでしょうか?初めの頃は私も衝撃を受けたものです。 「え!?あんなに頑張っていて、毎月〇百万〇千万ポイントも獲得していたのにどうして!?」 と通販会社夢グループの某女性歌手のように驚いたものです。 多くのお客さんも同様で、やはり卒業イベント、と題してかなりの集客が見込めます。 近年で言うとミ〇スも「解散」のような内容で「フェーズ1」「フェーズ2」と活動を継続されているのをご存じの方も多いかと思います。ちなみに私もあと3年で50歳なので「フェーズフィフティ」として人生50回目の卒業を迎えようと、周囲の注目を少しでも集めようと必死になっているところなのですが今のところ周囲の反応は冷たいままです。 この”卒業発言”の真意、これらが顧客への心理戦に大きく役立っている、というのをご存じでしょうか。単に、卒業詐欺、というものでもないのです。本日はこの卒業におわせ問題について、ロジカルに説明していきたいと思いますので是非参考になさってみてください。 ※私生活転用禁止です。 テーマ:キャバ嬢の“卒業におわせ発言”について。「リミット設定(期限設定)テクニック」ある日、キャバ嬢が、「あと3年で卒業するつもり」と言い出しました。以前は30歳まで頑張る、と言っていたのが3年に縮まり、これはキャバ嬢の現役期間を、客が来るたびに短く伝えることで、もしかしたら卒業すれば何かあるかも、という期待感を試させる高度なテクニックかな、とも言えます。こちらについて説明と、チャットレディの接客術に転用する例をあげながら解説をします。~チャットレディへの応用・転用方法~キャバ嬢が卒業までの期間を短く伝えるのは、客の焦燥感を煽り、最大限の売上と感情的なコミットメントを引き出すための、非常に高度で巧妙な
 「リミット設定(期限設定)テクニック」です。1. キャバ嬢のテクニック:「卒業までのリミット設定」テクニック 営業トーク例 客への心理効果(狙い) 卒業リミットの短縮 「30歳まで頑張る」→「あと3年で卒業しよう」 焦燥感と独占欲の最大化 1. 「今を逃すと二度と会えない」という焦燥感(限定性): 卒業という具体的な「終わり」を設定することで、客に「今のうちに貢がなければ」「今のうちに仲良くならなければ」という強い焦りを与えます。期間が短縮されるほど、「今、行動しなければ」という衝動が高まり、高額なオーダーや頻繁な来店を促します。 2. 「卒業後の特別な関係」への期待(ご褒美の設定): 「卒業したら、あなたとどうにかなるかもしれない」という漠然とした「卒業特典」を客に抱かせます。客は、その未来の特典(彼女になれるなど)を得るために、卒業までの期間、「一番のお得意様」として努力(金銭的貢献)し続けます。 3. 「残りの時間」の演出: 短い期間を「あなたとの大切な残り時間」と演出することで、客は来店した時間やお金を「未来への投資」であると自己正当化しやすくなります。 2.チャットレディへの応用:特別サービスへの期限設定チャットレディでは、相手に「真剣度」と「限定的なチャンス」を感じさせ、将来的な二人の関係への投資を促すことに応用できます。また、「卒業」という言葉だけではなく「特別イベント」や「限定サービス」に期限を設定することで、客の「今すぐ課金」を促します。キャバ嬢テクニック チャットレディへの応用例 リミット設定 「配信プラットフォームへの出演期限」の匂わせ/「限定的な特別待遇」の期間設定 応用例 プロフィールに記載: 「〇ヶ月以内に良い方とここで出会えたら、卒業しようと思っています。」 
 メッセージで開示: 「私もそろそろ真剣に(出会いや交際と書いてしまうとNG)考えたいので、〇ヶ月後には配信サイトでの活動を一度区切ろうと思っています。。。」「今日だけ、特別に配信で〇〇な秘密の話をしちゃいます!」 「残り〇日間だけ、来てくれた方には特別な配信をする予定です。」 狙い 相手に「他のライバルに取られる前に」「期間内に決断しなければ」という焦り(=真剣度)を与え、メッセージの長期化を防ぎ、早期のチャットに移行させる強力な動機付けとなります。また将来への一抹の期待もさせることで「大切な残り時間」を多くの客の中で一番ポイントを使うことで経済力を見せつけ、「最後の一人」を選ばせる期待感を持たせることが出来ます。 「この機会を逃したら損だ」という損失回避の心理を刺激し、客の課金行動を即座に引き出します。また、特別待遇の終了後は、通常サービスに戻ることで、次の限定サービスへの期待値を維持できます。 いかがでしょうか?恐るべしキャバクラ接客術です。昨年のキャバクラ倒産件数は過去一多かった、という記事を見ました。ですが残っているキャバクラでは一流の接客術の多くを学ぶことが出来ます。何もパフォーマンスするだけが接客ではありません。特にリピーターの多いキャストさんは会員さんとの「未来」を語るのが上手だな~と感じます。 ライブチャットのサービスは出会いを目的としたものではありませんが、会員さんはこういった素敵なキャストの皆さんの話術に、 (もしかしてワンチャンあるかも・・・) と期待をして心をわしづかみされているのかもしれません。 「期限を決める=ここまでならお金をつぎ込める」ということがとても重要なのです。ポイントを毎日・毎週・毎月使っている会員さんも疲弊しています。ですが、 「ここまでで卒業する」ということが決まっているのであれば、会員さんも安心です。余談ですがこれは従業員マネジメントにも言えることで、仕事上のタスクも「期限設定」を明確にすることで仕事の効率化、生産性の高さ、完成度が上がります。「あれやっといてね」ではなく「この作業をワードファイル1枚以内に収めて11月15日までに報告をしてください」このように伝えることで部下に完全に報告の義務が生まれます。逆に期限設定がないと、お互いの業務完了意識に誤解や錯覚が生まれます。 「会いたい」「付き合いたい」「結婚したい」などなど。会員さんとはともすればトラブルに繋がりかねない感情のもつれに繋がることもあると思います。「卒業」ワードは基本的には一度しかできないパワーワードです。ですが使い方によっては最強のポイント収集力を併せ持っています。 ここまで読んでいただきありがとうございました! 気が向いたら徒然なるままに更新していきます。 


